貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)は企業の決算書というイメージがありますが、家計に当てはめても強力なツールになります。それぞれが何を表すのか、家計の例で読み解いていきましょう。
損益計算書は、ある期間(たとえば1か月)の収入と支出を集計し、差し引きでいくら残ったかを示します。家計でいえば「今月は黒字だったか赤字だったか」がひと目でわかります。
カテゴリ別に支出を見れば、「思ったより外食が多い」「固定費が重い」といった改善のヒントが見つかります。
貸借対照表は、ある時点での資産・負債・純資産のバランスを示します。家計の「健康診断書」のようなものです。
| 区分 | 家計での例 |
|---|---|
| 資産 | 現金、預金、有価証券、保険、住宅など |
| 負債 | クレジットカードの未払い、ローン、借入金 |
| 純資産 | 資産 − 負債(=本当の意味での自分の財産) |
大事なのは純資産です。収入が多くても負債が膨らんでいれば純資産は増えません。逆に支出が多い月でも、資産に回っていれば純資産は守られます。
損益計算書の「収支(黒字)」は、貸借対照表の「純資産の増加」につながります。毎月の黒字を積み上げることが、純資産を増やすこと——つまり家計の健全化に直結します。複式簿記で記録すれば、この2つの表が自動的に整合します。
あなたの家計のBS・PLを、自動で作ってみませんか?
無料で始める関連記事:はじめての使い方ガイド / なぜ家計に複式簿記? / ガイド一覧へ