いま使っている家計簿アプリで書き出したCSV(またはJSON)があれば、これまでの科目と仕訳をまとめて kurofukubo に移せます。マネーフォワード ME・Zaim・Android の「複式家計簿」は読み取り方が決まっているので、ほぼファイルを選ぶだけです。それ以外のアプリや自作の表も、どの列が日付・金額・科目なのかを選べば取り込めます。この記事では、書き出し方から取り込みが終わるまでを、実際の画面で順に説明します。
移行は、設定の「他のアプリから移行」から始めます(仕訳入力の「CSV取込」にある「他アプリからのデータの移行はこちら」からも開けます)。画面は次の順に進みます。
マネーフォワード ME・Zaim・複式家計簿のファイルなら、2のマッピングは最初から入っているので、中身を確かめて進むだけです。それ以外のファイルは、2で列を選びます。
まず、いまのアプリからデータを書き出します。書き出したファイルは、Excel などで開いて保存し直さず、そのまま使うのが確実です。
アプリのデータのエクスポート(書き出し)で、仕訳のファイルと科目のファイル(kamoku.csv)を書き出します。仕訳は「仕訳1」(借方と貸方が別の行)と「仕訳3」(1行に借方と貸方)のどちらの形でも取り込めます。科目のファイルは無くても取り込めますが、一緒に選ぶと補助科目の名前と「非表示」を引き継げます。
CSVのダウンロードはプレミアム会員だけの機能です。Web版では家計簿の「収入・支出詳細」から1か月ずつCSVでダウンロードできます(アプリでは「入出金」画面のダウンロードから1年分)。1か月ずつのファイルは、1つずつ取り込んでください。
CSVのダウンロードはプレミアムの機能です(初回は無料で試せます)。パソコンで Web 版にログインし、右上の「設定」→「ファイル入出力」→「Zaim の記録データをダウンロード」から、範囲を選んでダウンロードします。
CSVかJSONで書き出せれば取り込めます。日付・金額・科目(費目やカテゴリ)が列になっていれば十分です。Excel で作った表なら、「CSV UTF-8(コンマ区切り)」で保存してください。
「クリックまたはドラッグ&ドロップ」の枠に、書き出したファイルを入れます。選ぶと、そのままマッピングの画面に進みます。

マッピングの画面の上半分です。左に元のファイルの列(かっこの中は最初の行の値)、右に kurofukubo の項目が並びます。列ごとに、何として読むかを右で選びます。使わない列は「使わない」のままで構いません。

最初に、ファイルがどの形かを選びます。形によって、右で選べる項目が変わります。
| 元データの形 | こんなファイル |
|---|---|
| 単式(家計簿アプリに多い) | 1行が1つの取引。日付・金額・費目(カテゴリ)・口座が並んでいる。マネーフォワード ME・Zaim・自作の表の多く |
| 1行=1明細 | 1つの取引が、借方の行と貸方の行に分かれている。「貸借」の列がある。複式家計簿の「仕訳1」など |
| 1行に借方と貸方 | 1行に借方の科目と貸方の科目が並んでいる。会計ソフトの仕訳日記帳、複式家計簿の「仕訳3」など |
どの項目に列を選んだかで自動で決まり、表の下に文で表示されます。
同じ項目に2つ以上の列を選ぶと、値の入っている最初の列を使います(Zaim の「支出」「収入」「振替」の3列をすべて「金額」にする、など)。
条件に当てはまる行は、取り込まずに読み飛ばします。複式家計簿では「削除の印が付いた行」と「日本円以外の行」、マネーフォワード ME では「計算対象外の行」が、最初から条件に入っています。金額が0の行も読み飛ばします。読み飛ばした行の数と行番号は、下の「科目のマッピング」に出ます。
列の下の「見本」に、先頭の5件を仕訳にした結果が出ます。列を変えるとその場で変わるので、日付・借方・貸方・金額が思ったとおりになっているかを見ながら選べます。
例1:自作の家計簿(Excel の表)。列が「日付・費目・収入・支出・メモ」で、口座の列が無い表です。
| 元のファイルの列 | くろふくぼの項目 |
|---|---|
| 日付 | 日付 |
| 費目 | カテゴリ |
| 収入 | 入金額 |
| 支出 | 出金額 |
| メモ | 摘要(メモ) |
元データの形は「単式」のまま。口座の列が無いので、「口座の列が無いときは、すべてこの口座にする」に「現金」のように入れます。

例2:弥生会計の仕訳日記帳(見出しなし)。「1行目は見出し(列名)」のチェックを外し、元データの形を「1行に借方と貸方」にします。
| 元のファイルの列 | くろふくぼの項目 |
|---|---|
| 列2(伝票No) | 仕訳No |
| 列4(取引日付) | 日付 |
| 列5・列6(借方勘定科目・補助科目) | 借方科目・借方補助科目 |
| 列9(借方金額) | 借方金額 |
| 列11・列12(貸方勘定科目・補助科目) | 貸方科目・貸方補助科目 |
| 列15(貸方金額) | 貸方金額 |
| 列17(摘要) | 摘要(メモ) |
マッピングの画面の下半分です。左に元のファイルの科目、右に kurofukubo のどの科目に入れるかが並びます。

確かめたら、下の「次へ(仕訳明細)」を押します。
取り込む仕訳が、1行ずつ並びます。取り込めるものは緑で「取り込めます」、直す必要があるものは赤く表示されます。赤い仕訳は、直すまで取り込みません(ほかの仕訳は取り込めます)。

いちばん多いのは「借方と貸方の金額が合いません」です。1つの仕訳は、借方の合計と貸方の合計が同じになるまで、続きの行をまとめて作ります。合わないまま日付が変わったり、ファイルが終わったりすると、赤くなります。
日付・借方か貸方か・科目・金額は、どの行でも直せます。科目は「ファイルの科目(科目のマッピングのとおり)」と「くろふくぼの科目」から選べます。直す仕訳が多いときは、上の「直す仕訳へ」を押すと、赤い仕訳へ順に移ります。
「ファイルの順」「日付の順」「科目の順」から選べます。科目の順にすると、同じ科目の行が仕訳をまたいで続けて並ぶので、たとえば「普通預金」の行だけを通して見られます(「#番号」が同じ行が1つの仕訳です)。
「取込実行」を押すと、新しく作る科目を作ってから、仕訳を記帳します。終わるまで画面を閉じないでください。

マッピングの画面に戻って列を変えると、仕訳明細で直した内容は作り直しになります。列を決めてから直すのがおすすめです。
送られません。ファイルの読み取りと変換は、お使いの端末(ブラウザ)の中だけで行います。元のファイルをサーバーへ送ることはありません。取り込んだ仕訳は、手で記帳したものと同じように保存されます。
日付と、科目・借方か貸方か・金額の組み合わせがすべて同じ仕訳がすでにあれば「取込済みと同じ」として外します。二重には入りません。本当に同じ取引が2回あるときは、「取込済みと同じ仕訳も取り込む」にチェックを入れてください。
できません。移行では科目をまとめて作るため、ゲストの上限(追加の科目5件まで)を超えてしまいます。無料のアカウント登録をしてから、設定の「他のアプリから移行」を使ってください。
マネーフォワード ME も Zaim も、CSVの書き出しは有料プランの機能です(各社の公式ヘルプによる)。書き出したCSVがあれば、kurofukubo 側は無料で取り込めます。
いまの家計簿のデータを持ったまま、純資産と貸借対照表が見える家計簿へ。登録は1分・クレジットカード不要・連携なし。
無料で始める出典(書き出し方):入出金履歴はダウンロードできますか(マネーフォワード ME サポートサイト) / CSVのダウンロード(Zaim ご利用ガイド)
関連記事:マネーフォワードの乗り換え先は? / 銀行・カードのCSVを取り込む手順 / はじめての使い方ガイド / 取り込んだデータは誰が見られる? / ガイド一覧へ